安曇野ワイナリー

ワイナリー便り

すでにお知らせした通り、今年の日本ワインコンクールで弊社のワインが6本受賞しました!栽培担当としてもうれしい限りです!!

そこで、今回は自社栽培ブドウを原料としている受賞ワイン4本について、栽培目線で考察してみたいと思います。

①シャトー安曇野スペシャルリザーブ2014:銀賞

「シャトー安曇野」は自社栽培ブドウを100%使用した弊社の最上位シリーズ。その中でも「スペシャルリザーブ」はカベルネ・ソーヴィニヨンにメルロをブレンドした赤ワインです(カベルネ・ソーヴィニヨン:65%、メルロ:35%)。「2012」の銅賞、「2013」の銀賞に続き、3ヴィンテージ連続の受賞となりました。2014年は、8月の天候が不順だったものの、9・10月は比較的好天が続き、メルロやカベルネ・ソーヴィニヨンは順調に糖度が上がった年でした。期待通りの好成績!

②安曇野リザーブ2015:銀賞

「シャトー安曇野」シリーズではありませんが、自社栽培ブドウ100%、メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドです(メルロ:58%、カベルネ・ソーヴィニヨン:42%)。実は、2015年は8・9月の天候が悪く、全体的にブドウの出来が良くなかったため、「シャトー安曇野」とはせずにセカンドラベルの「安曇野」シリーズとして発売しました。ところが瓶熟がすすむうちに意外に底力を発揮してきたので、試しに出品してみたところ見事受賞!中身は「シャトー安曇野」と変わらないのに、かなりリーズナブル!お買い得です。

③シャトー安曇野メルロ2014:銅賞

自社栽培メルロ100%使用の赤ワイン。「2012」が弊社初の金賞をいただいて以来、2度目の受賞です。メルロは房が大きいため、適度に摘房・摘粒し収量を調整してやらないと、糖度や着色に影響してしまう難しい品種です。2014年はメルロの着色がもうひとつだったところが、銀賞のスペシャルリザーブよりも評価が低かった原因かな。審査員の好みかもしれないけど。スペシャルリザーブに比べて、タンニン控えめで飲みやすいワインです。

④安曇野ソーヴィニヨン・ブラン2017:銅賞

自社栽培ソーヴィニヨン・ブラン100%の白ワイン。こちらは、まだ樹が若いためにセカンドラベル扱いです。2回目の収穫で早くも受賞!品種特有のトロピカルな香りがよく出ていると思います。樹勢が強いので栽培管理には苦労していますが、今後に期待の品種です。

みなさん、どうぞお試しください。

《栽培:古川》

べレゾン始まりました。 2018:07:29:08:46:20

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今回の台風は、我々にとっては恵みの雨になりました。

猛暑続きでカラカラだった畑も、昨日一日で息を吹き返した感じです。

畑では、メルロのべレゾン(着色)がぽつぽつ始まりました。

売店前の鉢植えピノもかなり着色が進んでます。

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人間にとっても、ブドウにとっても、これ以上の猛暑は勘弁してほしいものです。

《栽培:古川》

アツアツです。 2018:07:19:14:57:20

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大雨の後は連日の猛暑。

気温30度オーバーの日が続いています。

「危険な暑さ」といわれても、我々は作業しないわけにはいかないので、今日も中村君は完全武装でかんばっています。

晴れてくれるのはうれしいのですが、強過ぎる日差しはブドウにとっても大敵。房が「日焼け」してしまうことがあるんです。

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当分天気予報に傘マークはなく、ヤバイ日が続きそう。

がんばれ、中村君!

《栽培:古川》

梅雨明け? そして大雨 2018:07:06:08:51:06

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「6月中の梅雨明け」が発表されてから、梅雨らしい天気になってきました。

昨日は一日で80㎜の大雨。日曜までは雨が続く予報です。

雨の日には、栽培チームは休みをとるか草刈りをしてブドウには触らないようにしていますが、雨天が続くとそうも言ってられなくなります。

薬剤散布もしなきゃいけないし。

困ったな~。

《栽培:古川》

大きくなれよ。 2018:06:27:08:29:48

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まだ6月だというのに、昨日は最高気温31℃。

暑いです~。

雨が少ないのはうれしいのですが、少なすぎるのは困りもの。

異常気象もほどほどでお願いしたいものです。

畑ではシャルドネの実がだいぶ大きくなり、ブドウらしい姿になってきました。

ワキ芽もバンバン伸びてきて手入れが間に合わない~。

しばらくはブドウの生長に追われる日々が続きます。

《栽培:古川》

さらに伸びてます。 2018:06:19:08:02:30

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梅雨入り後、あまり雨の降らない天気が続いています。

やや畑は乾き気味ですが、ほとんどの品種ですでに垣根の最上段を超えて新梢が伸びております。

垣根を超えて伸びた新梢は、倒れる前に摘芯してやります。

僕たちは、刈払機にバリカンのアタッチメントをつけて、人力で摘芯作業をしているので疲れる~。

これ以上は、あまり伸びてほしくないのが本音です。

《栽培:古川》

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