安曇野ワイナリー

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ワイナリー便り

11/1でカベルネ・ソーヴィニョンの収穫を終え、こちらで2024年の自社畑のブドウをすべて収穫し終えました。ご来場の皆様はブドウがなくなりがっかりするかもしれませんが、すっかり秋模様のワイナリーもぜひお楽しみください。ブドウの樹々の「黄葉」がすすんでいます。

20241106_160627.jpg20241106_160840.jpg撮影:2024年11月6日

収穫したブドウはといいますと、仕込み・発酵を経て熟成期間に入っています。自社畑のメルロは、樽入れ(詰め)を行い、ワインセラーに運び込まれました。このまま約1年、ゆっくりじっくり熟成していきます。
ショップ奥にあるワインセラーは営業時間内はいつでもご覧いただけます。当ワイナリーにお越しの際は、ぜひ樽の香りに包まれてみてください。

20241101_101815.jpg20241023_082619.jpg撮影:2024年11月1日

(広報/小林)

自社農場メルロ発酵中 2024:10:25:10:23:37

仕込みからちょうど1週間後、タンクのなかで発酵中の自社畑メルロの「圧搾」を行いました。
果汁に色み・味わいを抽出していた果皮・種子等の固形物を、機械で圧をかけて絞りきり、果汁と搾りかすに分ける作業です。

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撮影:2024年10月23日、ワイン醸造所

1週間前に酵母が入った果汁は発酵途中でしゅわしゅわと炭酸ガスがわいていますが、長く果皮等を漬けこみすぎると雑味が果汁に移ってしまうため、このタイミングで固形物を除きます。綺麗な赤紫色には、「ワインは農産物」という言葉が思い浮かびますね。

Instagram、Facebookで、圧搾の様子をまとめた動画を公開しました。下記リンク先からご覧ください↓↓

●Instagram
https://www.instagram.com/p/DBkdT4PB1xv/
●Facebook
https://www.facebook.com/reel/525831843571002

(広報/小林)

20241004_090336.jpg撮影:2024年10月4日、醸造所にて

白ワインに続き、赤ワインの醸造も始まっています。こちらは「ボー・ルージュ」の、ピジャージュ(櫂入れ)の様子です。朝・夕の一日2回、発酵が終わるまでの10日間程度、棒で突いてワインを攪拌。なかなかの力作業です。

赤ワインの醸造では、ブドウの果汁・果肉・果皮・種子を一緒に醸します。つまり、液体(果汁)と固形物(果肉・果皮・種子)が一緒になっている状態です。
ここに酵母を入れて発酵が始まると、アルコールと一緒に生じる二酸化炭素がブドウの固形物を浮かび上がらせ、果汁の上部を覆ってしまいます。

20241004_085514.jpg撮影:2024年10月4日、醸造所にて

これを崩すことで(=ピジャージュ)、果汁にしっかり酸素を送り、むらのない発酵につなげ、果皮などからタンニンや色素の抽出が促進、ワインに色・質感・渋味をもたらします。さらには、バクテリアやカビからワインを守る効果も! 重要な作業です。

別日に撮影したものですが、Instagramに動画を投稿しています。作業中の醸造スタッフの姿をどうぞご覧ください↓↓
https://www.instagram.com/p/DA4swrLBXJU/

(広報/小林)

2024年9月19日からいよいよ、自社農場ブドウの仕込みが始まりました!
19日はソーヴィニョン・ブラン、翌20日はシャルドネです。

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20240920_094032.jpg撮影:2024年9月20日、自社シャルドネ仕込み

収穫したブドウは機械で房から粒だけにし、圧をかけ、果汁を絞り取ります。ここから酵母の力を借りて発酵させ、安曇野ワイナリーが大事にしている「クリアなワイン」にするために、濁りをとりながら熟成させていきます。

Instagramでは仕込みの様子を動画にまとめていますので、そちらもぜひご覧ください↓↓
https://www.instagram.com/p/DAJAL0Fhx9Z/

シャルドネの収穫と仕込みは始まったばかり。来週は収穫の様子をお知らせしたいと思います。

(広報/小林)

2024仕込みシーズン到来 2024:09:13:12:13:14

安曇野ワイナリー自社畑のブドウ収穫は9月下旬からを予定していますが、醸造所には提携農家さんのブドウが続々と入ってきています。

20240910_180015.jpg20240910_180145.jpg20240910_175747.jpg撮影日:2024年9月10日

写真のブドウの品種は、ナイアガラ。近年の「食べる」ブドウで大人気のシャインマスカットが出回る前は、ナイアガラを食べていた方も多いのではないでしょうか。
ただ置いてあるだけなのに、10メートルほど離れた場所でも甘い香りをはっきりと感じるほど、香りが特徴的な品種です。

醸造所の一年で一番忙しい時期が始まりました。

(広報/小林)

当ワイナリーのブドウ畑は、営業時間中は自由に見学いただけます。いまの時期はブドウが鈴なりになっているのでそちらに目がいきがちですが、下にもご注目を!

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20240802_093551.jpg撮影日:2024年8月2日、売店前メルロ

ブドウの房が落ちています。もちろん意図的にしていることで、この房を減らす作業を「摘房」といいます。一つ一つハサミで切り落として収穫量を調整し、残した房に栄養を集中させ、最終的に収穫するブドウの品質を向上させるために行います。特に、赤ワインの原料となる黒ブドウは、摘房することで着色が良くなるとされています。

栽培スタッフによると写真のメルロの場合、1本の枝(結果枝)に対して2房残すことを基準にしているとのことですが、なんと気の遠くなる作業なことか......! 夏本番のなか、実直にブドウに向き合う栽培スタッフの姿にも注目していただけると嬉しいです。

(広報/小林)

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