安曇野ワイナリー

アーカイブ (2024年10月)

ワイナリー便り

10月15日に安曇野ワイナリー売店前メルロの収穫を終え、ワイナリー敷地外のものも含めて、自社農場メルロの収穫が終わりました。

20241015_151326.jpg20241015_151051.jpg20241016_083806.jpg撮影:2024年10月15日、売店前メルロ

売店前の景色はちょっと寂しくなりましたが、ワイナリー入口側のカベルネ・ソーヴィニョンはまだ実っています。こちらは10月25日前後に収穫予定です。

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撮影:2024年10月16日、カベルネ・ソーヴィニョン

醸造所では早速、収穫したメルロの仕込みが行われています。先日投稿した、シャルドネ(白ブドウ)の仕込みとは違い、メルロ(黒ブドウ)は果梗を外したら絞らず、そのままタンクにうつし醸します。こちらも動画にまとめましたので、ぜひInstagramからご覧ください↓↓
https://www.instagram.com/p/DBTJ52ghbpN/

(広報/小林)

20241004_090336.jpg撮影:2024年10月4日、醸造所にて

白ワインに続き、赤ワインの醸造も始まっています。こちらは「ボー・ルージュ」の、ピジャージュ(櫂入れ)の様子です。朝・夕の一日2回、発酵が終わるまでの10日間程度、棒で突いてワインを攪拌。なかなかの力作業です。

赤ワインの醸造では、ブドウの果汁・果肉・果皮・種子を一緒に醸します。つまり、液体(果汁)と固形物(果肉・果皮・種子)が一緒になっている状態です。
ここに酵母を入れて発酵が始まると、アルコールと一緒に生じる二酸化炭素がブドウの固形物を浮かび上がらせ、果汁の上部を覆ってしまいます。

20241004_085514.jpg撮影:2024年10月4日、醸造所にて

これを崩すことで(=ピジャージュ)、果汁にしっかり酸素を送り、むらのない発酵につなげ、果皮などからタンニンや色素の抽出が促進、ワインに色・質感・渋味をもたらします。さらには、バクテリアやカビからワインを守る効果も! 重要な作業です。

別日に撮影したものですが、Instagramに動画を投稿しています。作業中の醸造スタッフの姿をどうぞご覧ください↓↓
https://www.instagram.com/p/DA4swrLBXJU/

(広報/小林)

9月末に、安曇野ワイナリー売店前と駐車場側のシャルドネを収穫しました。こちらで2024年の自社畑の白ブドウ収穫が終了となります。

1_20240924_1.jpg2_20240924_2.jpg3_20240924_3.jpg撮影:2024年9月25日、売店前シャルドネ

収穫期のシャルドネは太陽に透かすと半透明にきらめき、美しさにうっとり。ハサミで切れば、ずっしりとした重さが手に残り、これまで栄養を送り続けてきた樹の力強さを感じられました。良いブドウがとれると、スタッフの表情も晴れやかです。

4_20240925_1.jpg5_20240924_4.jpg撮影:2024年9月24~25日、売店前シャルドネ

今回も収穫の様子の動画をInstagramで投稿していますので、ぜひご覧ください↓↓
https://www.instagram.com/p/DAp0ZbDhhNr/

当ワイナリーのブドウは収穫した翌日には仕込みを始め、以前に投稿した記事のような工程を経てワインに変わっていきます。とっておきの一本になるのを、どうぞ楽しみにお待ちください。

(広報/小林)

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