安曇野ワイナリー

当ワイナリーのブドウ畑は、営業時間中は自由に見学いただけます。いまの時期はブドウが鈴なりになっているのでそちらに目がいきがちですが、下にもご注目を!

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20240802_093551.jpg撮影日:2024年8月2日、売店前メルロ

ブドウの房が落ちています。もちろん意図的にしていることで、この房を減らす作業を「摘房」といいます。一つ一つハサミで切り落として収穫量を調整し、残した房に栄養を集中させ、最終的に収穫するブドウの品質を向上させるために行います。特に、赤ワインの原料となる黒ブドウは、摘房することで着色が良くなるとされています。

栽培スタッフによると写真のメルロの場合、1本の枝(結果枝)に対して2房残すことを基準にしているとのことですが、なんと気の遠くなる作業なことか......! 夏本番のなか、実直にブドウに向き合う栽培スタッフの姿にも注目していただけると嬉しいです。

(広報/小林)